フジテレビ「バイキング}で舛添さんに対する報道の在り方に対して、坂上さん、東国原さん、江上さん、津田さんが議論するシーンがありました。
坂上さんと東国原さんは、「悪いことをしたんだから追及されるのは当然」「辞めて当然」と特にいきすぎた報道とは思わないといった意見に対し、江上さんと津田さんは、「政治資金の問題を取り上げたことに対して報道として光を当てたことは大事なこと、しかしこれまで舛添さんがどういう働きをしてきたか功績もきちんと報道するべきだった」、「良い情報も悪い情報もどちらも報道したうえで、舛添さんに辞めてほしいか問うべきだった」「報道が偏っていた」といった意見を述べました。
※↑記憶をたよりに要約して書いているのでちょっと言葉尻は違うと思います
江上さんと津田さんいわく、舛添さんがここは評価できる、といった仕事もいくつかしていたようです。
確かに舛添さんが何をしていたかさっぱり報道では聞いたことがありません・・
わたしも、舛添さんの功績を聞いて、これからは行いを正すと聞いて、給料いらないまで言われたら、辞めてほしいと思わなかったかもしれません。
冷静に考えて江上さん津田さんが正しい意見を言っているように思いますが、坂上さん東国原さん(特に東国原さん)は噛みついていきます。
東国原さんが江上さんに「じゃあ舛添さんの功績ってなんですか?!」と聞き、江上さんが答えると、「そんなのどこもやっていますよ」「そんなの継続審議でハンコを押しただけじゃないですか」と鼻で笑うように蹴散らします。
たたみかけるように質問して畳み掛けるように否定していく、これでは議論になりません。本当にそれがどういう功績だったのか視聴者はきちんと聞くことさえできません。
その頭ごなしに聞く耳を持たない姿が、年配男性にあるある姿で、がっかりしてしまいました。
また、討論の中では、本当に反対意見(反対意見とは、舛添さんの功績や、辞めさせるべきかもう一度考えようといった意見など)があれば、声を大きくして言っていけばいいんだと言いました。
渡辺えりさんがバイキングでは迫力に負けて言えなくなってしまう、というと、土田さんは今はネットでもなんでもあるから、と言いました。
いやいや、みんながみんな強く意見を言えるわけでもないし、ネットを使って言えるわけでもありませんから。それに、
強く言えた人の意見だけが芯が通っていて正しいわけではありませんから・・
こういう偏った考え方をする人たちがコメンテータとして活躍するってこわいなって思いました。最近は強く自分の意見を言った人が取り上げられて世論を率先する傾向があるように思います。オリラジのあっちゃんもその類のように思います。
特に、誰かを批判する意見に少数が強く賛同して、まるで世論の意見かのように盛り上がるところがこわいです。
江上さん、津田さんのように公平で冷静な考え方を言えるジャーナリストの人たちを、もっとコメンテーターとして増やしてほしいなと思います。