男性は結論から、女性は経緯から話す

会社に入ってまず徹底的に訓練された(口うるさく言われた)ことに、

結論から話すことがあげられます。

 

よく耳にするのが、

“男性は結論から、女性は経緯(経験)から話す”

 

会社に入った当初は、

結論から話す男性が優れていて、結論から話せない女性は劣っている、

と思い込んでいました。

実際そういう雰囲気がありました。

 

しかし社会に出て十年と少し。

いまは果たして結論から話す男性の方が優れているのだろうかと思います。

 

ある講演で聞いた話ですが、そもそも男性と女性の脳の構造は根本的に違うそうです。

男性は短い信号で話し、女性は長い信号で話すそうです。

 

男性は「私はこう思う」と結論を断言します。

確かにそれは決断力に溢れリーダーシップあふれる姿にみえます。

 

女性は経験から長く話します。

経験から導かれる話には何か大きなヒントが隠れているように思えます。

 

よく女性と男性は喧嘩をしたとき女性は昔のことを持ち出して話すと言います。

男性は忘れているようなことを持ち出すと言います。

 

これも良い例だと思うのです。

 

もし会社のアイデアにつながるような話であれば

もしかしたら経験から話す女性のアイデアの方が

いろんなことをふまえていて優れていることもあるかもしれないと思います。

 

私は訓練されたのでそれなりに結論から話せますが

でもたまに違和感を感じます。

いっそ女性チームをつくって仕事ができたら

もっとおもしろいことができるのではないかと思うことがあります。

 

これからは女性が進出する社会になっていくと思います。

ぜひ男性には「結論から話す」を絶対だと思わず、

男女の特性や利点を理解してもらえたらと思います。

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