二人目の里帰り出産の往路では、1歳の子と大きなお腹を抱えた私の二人で飛行機に搭乗しました。 席は私と子の二人で一席で、料金は大人一席分、子は無料です。
これがもう大変でした・・
泣く泣く・・
耳が痛くなったときのためにハイハイや野菜ジュースは持ち込んでいました。
それを食べている間は泣きやむのですが、すぐ食べ終わってしまい、また泣いてしまいます。
このころは言葉がまだ喋れず、なぜ泣いているかはっきりとはわかりません。想像ですが、食べ終わるとすぐ耳がつまっているのかもしれません。
とにかく泣きながら暴れてじっとしていません。
※普段は公共の乗り物で比較的おとなしく座っているような子です。
近くの席に同じくらいの子を持つママが座っていらっしゃって、そのママが声をかけてくださいました。
そのママは子供にゆっくりパンを食べさせていていました。確かにパンだったら時間をかけてゆっくり食べることができます。
そのママは「耳が痛いんでしょうね」とおっしゃり、あまりのうちの子の暴れっぷりをみて「これよかったらどうぞ」と自分の子に食べさせていたパンを少し分けて差し出してくださいました。
そのお気持ちがうれしかった反面、知らない人に食べ物をもらうというのもやや抵抗があったので最初はお断りしましたが、そのママは単に私が遠慮していると思い何回も勧めてくださいました。
そもそもそのママのお子さんが食べているパンで、悪いものが入っているわけありません。完全にご厚意です。
わたしはお言葉に甘えていただきました。
少し話はそれますが一昔前は日本にこういう温かい風景がいっぱいあったはずなのに、警戒心が強くなっている自分が自分で少しさみしいです。
この教訓をもって数か月後、里帰り出産を終えて東京に戻るとき、
主人と私と、0歳(生後1ケ月)の赤ちゃんと、1歳の子の4人で搭乗しました。
この時は1歳の子には一席準備しました。
それには大人一席分と同等の料金がかかります。(←特割のチケットの場合)
新生児を抱えての搭乗だったため、1歳の子が暴れたときの対応が不安で、ちゃんとスペースを確保したかったため今回は予約しました。
JALは3歳以下の子の座席はネット予約できないため電話予約になります。
そのときにチャイルドシートをつけるかどうか聞かれました。
つけるつけないは選択することができるようです。
チャイルドシートをつけるとリクライニングができなくなるとのことでした。
それに一度つけたら簡単に外せないとのことだったので予約の時には保留にしました。
ですが結局搭乗手続きの時に「やっぱりつけてください」とお願いしました。
チャイルドシートをつけると子供はがっちり固定されます。これ、いいです。
1歳後半ともなると暴れる子を抑えるのも大変なのでチャイルドシート様様です。
とはいえ復路はほとんど泣かず機嫌よく過ごしていました。
飲み物を少し与えただけでなんなく離陸。
着陸態勢に入る少し前から椅子から降ろしてといったジェスチャーをしだしたので、準備していたパンを与え気をそらす作戦。
それに主人が一生懸命、子の相手をしてくれなんとか乗り切りました。
それにしても往路のあの泣きはなんだったのか、
耳抜きが急にできるようになったのか(そんなわけない)、
たった数ヶ月でこんなに違うのか、
次回の搭乗もまた何か起こりそうです。